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乳幼児〜小学6年生までの仕上げ磨きとむし歯予防|Kiraliaきらり|キラリアハイジーン株式会社

作成者: Kiraliaきらり|Jul 17, 2026 8:09:05 AM

年齢で変わる子ども(乳幼児〜小学6年生)のむし歯好発部位

子どもの歯(乳歯や生え立ての永久歯)は、大人の完成された歯に比べてエナメル質が薄く未成熟なため、非常にむし歯になりやすく進行が早いのが特徴です。
むし歯になりやすい場所は、お口の成長段階によって次のように変化していくため、その時期に応じたターゲットの絞り込みが不可欠です。(図1)


                      図1.子どもの年齢別むし歯好発部位

乳幼児期(1〜3歳頃):上顎の前歯と奥歯の溝

最初に注意すべきは「上顎の前歯の表側(唇側)」と「歯と歯の間」です。ここには母乳やジュースの成分が溜まりやすいためです。
2歳半を過ぎて奥歯が揃うと、今度は「奥歯の噛み合わせの溝」に一気にリスクが移ります。

学童期(小学1年生〜6年生頃):生え立ての永久歯(6歳臼歯・12歳臼歯)と歯間 

小学生になると、乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。
最もむし歯になりやすいのは、6歳頃に一番奥に生えてくる永久歯「第一大臼歯(6歳臼歯)」の噛み合わせの溝です。完全に生えきるまでに時間がかかり、背が低いため磨き残しが多発します。
さらに高学年(5〜6年生)になると、その奥に「第二大臼歯(12歳臼歯)」が生えてくるほか、永久歯の列がギチギチに詰まってくるため、奥歯の「歯と歯の間」に隠れむし歯が多発するようになります。

痛がらせず的確に守る簡単な仕上げ磨きのコツ

子どもが歯磨きを嫌がったり、高学年になって磨き残しが増えたりするのを防ぐには、大人がポイントを絞って「痛くなく、手早く」仕上げ・チェックをしてあげることが大切です。

乳幼児期:上唇小帯(じょうしんしょうたい)を指でガードする

上顎の前歯を磨く際、唇の裏側にある縦の筋(上唇小帯)(図2)にブラシが当たると子どもは激痛を感じます。
必ず利き手ではない方の「人差し指」で上唇をめくりあげ、その指で筋を隠すようにガードしながら、もう片方の手で優しく磨きます。
                           図2.上唇小帯 

学童期:奥歯の溝には「真横(頬側)」からブラシを入れる

生え途中の奥歯(6歳臼歯・12歳臼歯)は背が低いため、前から普通に歯ブラシを動かすだけでは手前の歯が邪魔をして毛先が届きません。
歯ブラシを口のコーナー(口角)から真横に差し込むようにして、奥歯の噛み合わせの面に対してダイレクトに毛先を当てて細かく動かします。(図3)

                        図3.歯ブラシの当て方

全年齢共通:「歯と歯の間」には必ずフロスを通す 

奥歯の隙間のむし歯は、どれだけ上手に歯ブラシを当てても防げません。
1日1回、夜の仕上げ時にデンタルフロスを奥歯の隙間に通す習慣をつけるだけで、子ども期の隠れむし歯リスクを劇的に減らすことができます。

年齢に合わせたフッ素配合ハミガキ粉の選び方・使い方

一生モノの永久歯が次々に生えてくるこの時期のむし歯予防には、フッ素を効果的にお口に届ける商品選びがポイントです。
子どもの成長に合わせて使い分けるのがおすすめです。(図4)

乳幼児期〜小学校低学年頃まで

まだうがいが苦手だったり、永久歯への生え変わりが始まったばかりのお子様には、「子ども用ハミガキ粉(900~1000ppmF程度配合)」がおすすめです。
フッ素が酸に負けない強い歯質をつくり、むし歯を予防します。お子様が楽しく続けられるフレーバーも揃っています。

小学校高学年(〜6年生頃)まで

生え揃ってきた大切な永久歯を本格的に守りたい高学年時期には、「高濃度フッ素(1400~1500ppmF)配合のハミガキ粉」へステップアップを。
子ども自身が磨いた後の仕上げやチェックの際に、フッ素を奥歯の溝や歯間にしっかりと届けるようにブラッシングすることで、密に詰まった永久歯の列をむし歯から強力にガードします。


                  図4.年齢に合わせたフッ素濃度とハミガキの使い方

参考文献

・学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法-日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会 
・厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット