
幼稚園・保育園におけるノロウイルス予防と感染管理
2026.02.09
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施設を守る!子供たちを守る!インフルエンザを予防して、安心な冬を迎えましょう。
この資料は、保育施設の管理者・看護師の皆様向けに、インフルエンザ感染に関して、現場で役立つ情報をまとめています。
【医療政策学修士、中小企業診断士、社会医学系専門医】
医療法人寛正会 理事長 同水海道さくら病院 地域包括ケア部長
医療法人プラタナス松原アーバンクリニック 訪問診療医
株式会社メディヴァ コンサルティング事業部 マネージャー
湘南医療大学院 保健医療学研究科 医療・マネジメント領域 非常勤講師
厚労省事業「高齢者住まいにおける看護職員の医療対応のあり方研究会」委員 等
東京慈恵医大医学部卒業後、同大学病院勤務を経て、埼玉県の民間病院に勤務。同病院にて地域医療を中心に学んだのち、医療法人社団プラタナス松原アーバンクリニックおよび株式会社メディヴァに入社。
現在、臨床医およびコンサルタントとして医療機関・行政・企業などをクライアントに従事。また、医療法人寛正会 水海道さくら病院 理事長として予防を含めた地域に根差した医療を提供するコミュニティホスピタルを推進するため、活動している。
今年のインフルエンザシーズンは、昨シーズンと同様にインフルエンザA型(H1N1、H3N2)とB型の複数型混合流行の予測となっています。
ワクチンは、感染を完全に防ぐものではありませんが、発症を抑え、重症化を予防する効果が期待できます。通常のワクチンは約5か月間の効果がありますが、点鼻タイプワクチンは約1年間の持続効果があり、年1回接種でよいとされています。

インフルエンザは、一般的な風邪と症状が似ることが多いですが、症状の進行が早いのが特徴です。乳幼児では初感染であることが多く、重症化しやすい傾向があります。

また、小児がインフルエンザ脳症を発症する頻度は、インフルエンザに感染したお子さん1万人に1人と言われています。一方、報告では脳症になった方の約4%が亡くなっており*2、致死率が高い病気と言えます。そのため、疑わしい症状が見られた場合は、早期の受診が重要です。

インフルエンザは、感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染が主な感染経路です。さらに、体外に出たウイルスは衣服やドアノブなどの表面で2~8時間程度生存するため、手指を介して目や口の粘膜から体内にウイルスが入り、接触感染を引き起こすこともあります。


飛沫が飛ぶこと減らす、もしくは非感染者の口腔内へのウィルス侵入を防ぐために、マスクが重要となります。職員のマスクは必須として、感染拡大時はマスクができる2歳以上のお子さんは装着が推奨されます。マスクが出来ない場合も、咳エチケットを行うようにしましょう。


前述のとおりウイルスの感染力は、飛沫が手指やドアノブ等についたあとも数時間続きます。そのため、手を口や目に触れさせないよう指導すること、手洗いに加え、手が触れる場所をアルコール消毒することも重要になります。また、咳エチケット後の手指にもウイルスはついているので、注意が必要です。なお、うがいの感染予防効果は現時点で十分に証明されていません。

感染は1シーズンに1度とは限りません。1度感染した場合でも、他の型にかかることがあるので、注意しましょう。
(例:12月にインフルエンザA型感染、2月にB型感染)
*1:令和6年度インフルエンザQ&A - 厚生労働省 より:有効性60%は、ワクチンを接種せず発病した患者のうち60%は、ワクチンを接種していれば発病防止効果があったことを意味する。
*2:国立感染症研究所HPより